さて今日は心不全の方のお風呂についてお話します。
昨年心不全の増悪に入院された患者さんがいます。
今日訪問してみると、いつもより息切れしやすいな?
歩くのもいつもよりふらついてるいるな。
と今日は体調が良くなさそうでした。
ご本人にお話を伺うと、
「お風呂に入ったその日はポカポカして気持ちいいんだけど、次の日は体が重いんだよ・・。」
とのこと。
これは完全にお風呂の負荷量が高いと思いました。
浴槽内には椅子を置いてあるので入浴中の負荷というよりも、
恐らく体や頭を洗っている時の負荷量が高いんだろうなと予想。
上肢の運動の方が心臓への負担は高いので、
背中を洗う、頭を洗うなどの動作でいつも少し無理をしていたのかもしれません。
高齢者の方は“自分でやる”という強い思いがある方もいますが、今回のパターンではご家族に手助けを求めた方が良いことを伝えました。
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